TikTok Shopアフィリエイトとは、「セラーの商品をクリエイターが動画やLIVE配信で紹介し、そこから売れた分に応じて報酬を支払う仕組み」です。
報酬率を決めるのは、商品を販売するセラー側です。掲載料を先に払う広告と違い、売上の一部を紹介料としてクリエイターと分け合う販売チャネルの一つと考えると、全体像がつかみやすいと思います。
TikTok Shopのアフィリエイトについて、次のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
- オープンコラボとターゲットコラボの違いがわからず、どちらから始めればよいか迷っている
- 報酬率を何%にすればよいのか、自社の利益で払える範囲がわからない
- 出店はしたものの、クリエイターからサンプルの申請や紹介がなかなか来ない
最初に手をつけたいのは、自社の商品がオープンコラボに登録されているか、報酬率がいま何%になっているかの確認です。次に1件あたりの利益から出せる報酬率の上限を決め、ターゲットコラボとサンプルを使って、紹介してくれるクリエイターを少しずつ増やしていく。この順番が、無理のない進め方です。
本記事では、TikTok Shopアフィリエイトの仕組み、オープンコラボとターゲットコラボの違い、メリットとデメリット、セラーの始め方5ステップ、報酬率の決め方、サンプルの提供方法、売上を伸ばすコツ、松屋フーズの事例、注意点、クリエイターとして始める流れを順に解説します。
読み終えるころには、アフィリエイトセンターを開いて何を確認し、どこから設定すればよいかが見えているはずです。始める前の下調べや、社内で説明するときの資料としてもお役立てください。
この記事の対象者
- TikTok Shopに出店している、または出店を検討しているEC担当者の方
- アフィリエイトの設定を、登録したまま見直せていない方
- クリエイターへの依頼や報酬率の決め方を、社内で説明する必要がある方
この記事を読んでわかること
- TikTok Shopアフィリエイトの仕組みと、2つの依頼方法の違い
- 最初の依頼を出すまでの手順と、報酬率・サンプルの決め方
- 売上を伸ばすコツと、始める前に知っておきたい注意点
- TikTok Shopアフィリエイトとは?|クリエイターの紹介で売れた分だけ報酬を支払う仕組み
- TikTok Shopアフィリエイトのオープンコラボとターゲットコラボの違い
- TikTok Shopアフィリエイトの4つのメリット
- TikTok Shopアフィリエイトの3つのデメリット
- TikTok Shopアフィリエイトの始め方|最初の依頼を出すまでの5ステップ
- TikTok Shopアフィリエイトの報酬率の決め方
- TikTok Shopアフィリエイトのサンプルの提供方法|無料サンプルと返金可能なサンプル
- TikTok Shopアフィリエイトで売上を伸ばす5つのコツ
- 【事例】Gastroduce Japanが支援した、松屋フーズのTikTok Shopアフィリエイト
- TikTok Shopアフィリエイトの4つの注意点
- TikTok Shopアフィリエイトをクリエイターとして始める流れ
- TikTok Shopアフィリエイトに関するよくある質問
- まとめ:TikTok Shopアフィリエイト
- あわせて読みたい
TikTok Shopアフィリエイトとは?|クリエイターの紹介で売れた分だけ報酬を支払う仕組み
TikTok Shopアフィリエイトとは、「セラーの商品をクリエイターが動画やLIVE配信で紹介し、そこから売れた分に応じて報酬を支払う仕組み」です。 このプログラムに参加すると、セラーは数多くのクリエイターとつながり、商品の販売やプロモーションに力を貸してもらえるようになります。
仕組みを理解するうえで押さえておきたいのは、次の3点です。
- 登場するのはセラー・クリエイター・購入者の3者
- 購入はTikTokの中で完結し、報酬は売上から差し引かれる
- 外部のECサイトへ送客するアフィリエイトとの違い
登場するのはセラー・クリエイター・購入者の3者
TikTok Shopアフィリエイトは、セラーが商品と報酬率を用意し、クリエイターがその商品を紹介し、購入者が買うという3者の関係で成り立っています。 まずセラーが、紹介してほしい商品をアフィリエイトに登録し、商品ごとに報酬率を決めます。
次にクリエイターが、その商品を自分のショーケース(クリエイターのプロフィールに並ぶ商品の一覧)に追加し、ショート動画やLIVE配信で紹介します。その動画や配信を見た購入者が商品を買えば、クリエイターがセラーから報酬を受け取る、という流れです。
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キャプション:セラー・クリエイター・購入者のあいだで起きること
代替テキスト:TikTok Shopアフィリエイトの仕組みを示した図。左にセラー(商品をアフィリエイトに登録し、報酬率を決める)、中央にクリエイター(商品をショーケースに追加し、ショート動画やLIVE配信で紹介する)、右に購入者(クリエイターのコンテンツから、TikTokの中で商品を購入する)。セラーからクリエイターへの依頼の方法はオープンコラボとターゲットコラボの2つ。購入が発生すると、報酬が売上から差し引かれ、クリエイターに支払われる
購入はTikTokの中で完結し、報酬は売上から差し引かれる
購入者は、動画やLIVE配信で商品を見つけたあと、TikTokのアプリを出ずにそのまま購入できます。 商品が売れると、報酬は売上から自動的に差し引かれてクリエイターに支払われるため、セラーが成果報酬を個別に振り込む必要はありません。
外部のECサイトへ送客するアフィリエイトとの違い
一般的なアフィリエイトとの大きな違いは、購入がTikTok Shopの中で完結し、報酬率をセラーが商品ごとに決める点です。 ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)を介したアフィリエイトでは、購入者は紹介者が貼ったリンクから外部のECサイトへ移動して商品を買います。TikTok Shopアフィリエイトには、この移動がありません。
ただし、TikTokの外で紹介してもらう仕組みも用意されています。オープンコラボまたはターゲットコラボに1点以上の商品が登録されているセラーは、自動的に外部トラフィックプログラムに登録されるので、とくに申し込まなくても対象になっています。
このプログラムでは、クリエイターが商品リンクやショーケースリンクを作り、InstagramやYouTubeなどTikTokの外でシェアします。リンクを開いた人はTikTokのショップに移って購入するため、外で紹介された場合でも、最後の購入はTikTok Shopの中で行われます。
TikTok Shopアフィリエイトのオープンコラボとターゲットコラボの違い
オープンコラボは「すべてのクリエイターに商品を公開する方法」、ターゲットコラボは「セラーが選んだクリエイターを招待する方法」です。 どちらもセラーセンター内のアフィリエイトセンターで設定でき、1つの商品で併用することもできます。
| 項目 | オープンコラボ | ターゲットコラボ |
|---|---|---|
| 商品を見せる相手 | すべてのクリエイター | セラーが選んだクリエイター |
| クリエイターが商品を知る場所 | 商品マーケットプレイス、商品の詳細ページ | クリエイターの受信トレイに届く招待 |
| 報酬率 | 商品ごとに設定する | 招待ごとに、商品ごとの率を設定する |
| 無料サンプル | 商品ごとにオンにすると、クリエイターが申請できる | 招待に付けられる。承認は手動か自動を選ぶ |
| 向いている場面 | 初めてアフィリエイトを使うとき、紹介してくれる人を広く集めたいとき | 関係ができたクリエイターや、紹介してほしい相手が決まっているとき |
2つの方法の違いと使い分けは、次の4点に整理できます。
- オープンコラボ:すべてのクリエイターに商品を公開する
- ターゲットコラボ:選んだクリエイターを招待する
- 両方に登録した商品は、ターゲットコラボの報酬率が提示される
- 初めてなら、オープンコラボから始める
オープンコラボ:すべてのクリエイターに商品を公開する
オープンコラボに追加した商品は、商品マーケットプレイスや商品の詳細ページに表示され、すべてのクリエイターが紹介する商品として選べるようになります。 興味を持ったクリエイターは、自分の動画や配信でその商品を販売するために申請を出します。
対象にする商品は、一部に絞っても、全商品にしてもかまいません。特定のクリエイターにだけ紹介してほしい商品であれば、オープンコラボを無効にする方法もあります。
ターゲットコラボ:選んだクリエイターを招待する
ターゲットコラボは、セラーが紹介してほしいクリエイターを選び、報酬率を決めた商品を招待として直接送る方法です。 送った招待は、クリエイターの受信トレイに届きます。
招待にはメッセージを添えられるので、ブランドの背景や商品のこだわりなど、伝えたいことをここに書いておけます。クリエイターが招待を承諾して商品をショーケースに追加すれば、いよいよ紹介のコンテンツづくりが始まります。
両方に登録した商品は、ターゲットコラボの報酬率が提示される
1つの商品を2つのコラボに同時に登録しているとき、招待されたクリエイターに提示されるのはターゲットコラボのコミッションです。
たとえばターゲットコラボで15%、オープンコラボで10%に設定した商品なら、招待されたクリエイターに提示されるのは15%です。招待する相手にオープンコラボより高い率を付けておけば、「あなたには上乗せしています」という意図が数字で伝わります。
初めてなら、オープンコラボから始める
TikTok Shopのアフィリエイトを初めて使うなら、オープンコラボから始めるのが無理のない順番です。 まずはオープンコラボで紹介の反応を見て、クリエイターとの関係ができてからターゲットコラボを使うことをおすすめします。
オープンコラボで紹介してくれたクリエイターの動画と売れ行きを見ていると、自社の商品と相性のよい人が自然と見えてきます。その人たちをターゲットコラボで招待すれば、招待する相手を手探りで選ばずに済みます。
TikTok Shopアフィリエイトの4つのメリット
TikTok Shopアフィリエイトの一番のメリットは、売れた分にだけ報酬を払いながら、ショップを知らない人に商品を届けられることです。 加えて、クリエイターの動画を自社の広告に転用できることや、成果を数字で追えることも、運用する側にとって心強い点です。
- メリット①:報酬が発生するのは、商品が売れたときだけ
- メリット②:ショップを知らない人に、クリエイターを通じて商品が届く
- メリット③:クリエイターの動画を、自社の広告にも使える
- メリット④:どの商品とクリエイターが売ったかを、数字で確認できる
メリット①:報酬が発生するのは、商品が売れたときだけ
クリエイターへの報酬は、クリエイターのコンテンツから商品が購入されたときに発生します。 紹介してくれるクリエイターが何人に増えても、売上が立たないかぎり報酬を支払う必要はありません。
費用が出ていくのは売れたあとなので、予算が限られる立ち上げ期でも始めやすいでしょう。ただし、サンプルを送るなら、その商品代と送料は売上より先にかかります。
メリット②:ショップを知らない人に、クリエイターを通じて商品が届く
クリエイターを信頼しているフォロワーは、そのショップを知らなくても、紹介をきっかけに新しいお客様になる可能性があります。 自社アカウントの投稿だけでは届かない層にも、紹介してくれるクリエイターの数だけ入口が増えていきます。
2025年12月掲載の松屋フーズの事例記事で紹介されたTikTok for Businessの調査では、東南アジアや米国で、GMV(流通取引総額)の9割以上がアフィリエイト経由で生まれています。日本の数字ではありませんが、日本でも、クリエイターによる紹介が売上の柱の一つになっていく可能性は十分にあるでしょう。
メリット③:クリエイターの動画を、自社の広告にも使える
クリエイターが投稿した紹介動画は、クリエイターの承認を得れば、GMV Maxの広告の素材として使えます。 承認を得た動画は、広告マネージャーでGMV Max広告を作るときに、素材の候補として一覧に並びます。
自社で何本も撮影しなくても、クリエイターならではの視点で撮られた動画を広告に回せるので、素材のバリエーションを無理なく増やせます。
メリット④:どの商品とクリエイターが売ったかを、数字で確認できる
アフィリエイトセンターのインサイトでは、商品ごと・クリエイターごと・コラボごとの成果を確認できます。 商品分析の画面には、収益や推定コミッション額、売上を作ったクリエイターの数などが表示されます。
送ったサンプルの数や、その商品について作られた動画・LIVE配信の本数も、商品ごとに確認できます。誰がどれだけ売ったかが見えるので、次に招待する相手や報酬率を見直す商品を、感覚ではなく数字で決められるのは大きな利点です。
TikTok Shopアフィリエイトの3つのデメリット
TikTok Shopアフィリエイトのデメリットは、1件あたりの利益が薄くなること、紹介の中身をセラーが決めきれないこと、運用の手間が続くことの3つです。 どれも、始める前に織り込んでおけば十分に対策できます。
- デメリット①:報酬とサンプルの費用の分だけ、1件あたりの利益が薄くなる
- デメリット②:紹介の内容や投稿の時期を、セラーが細かく決められない
- デメリット③:クリエイター探しとサンプル対応に、継続して手間がかかる
デメリット①:報酬とサンプルの費用の分だけ、1件あたりの利益が薄くなる
アフィリエイト経由で売れた注文では、売上から報酬が差し引かれるため、自社で売った場合より1件あたりの利益が小さくなります。 報酬率を上げるほど、この差は広がります。
無料サンプルを送る場合は、商品そのものに加えて、送料や適用される税金がかかるときはそれもセラーが負担します。報酬率とサンプルの数は、1件あたりにいくら利益が残るかを見ながら、セットで決めておくのがおすすめです。
デメリット②:紹介の内容や投稿の時期を、セラーが細かく決められない
どんな切り口で紹介し、いつ投稿するかは、基本的にクリエイターに委ねられます。 とくにオープンコラボは、商品を選んだクリエイターがそれぞれの判断で紹介するため、内容や投稿時期がばらつくことがあります。
伝えてほしい特徴がある場合は、ターゲットコラボの招待メッセージに書いておくと確実です。セールに合わせて投稿してほしいときも、招待の段階で時期を共有しておけば、すれ違いを防げます。
デメリット③:クリエイター探しとサンプル対応に、継続して手間がかかる
アフィリエイトは設定して終わりではなく、招待、サンプルの承認と発送、投稿の確認を続けていく運用です。 サンプルの申請には、確認の期限もあります。
取り扱う商品が多いショップでは、オープンコラボに追加する商品を選ぶだけでも一苦労です。新商品を自動で追加する設定を使えば、この手間は減らせます。招待の送付や申請の確認は、担当者と確認の曜日を決めておくと、日々の業務に組み込みやすくなります。
TikTok Shopアフィリエイトの始め方|最初の依頼を出すまでの5ステップ
セラーがアフィリエイトを始めるときは、オープンコラボの登録状況を確認してから、ターゲットコラボで招待を送る順に進めます。 設定は、パソコンからログインするセラーセンターの「アフィリエイトセンター」で行います。
- ①商品を登録し、アフィリエイトセンターを開く
- ②オープンコラボに登録されている商品と報酬率を確認する
- ③紹介してほしいクリエイターを探し、ターゲットコラボで招待する
- ④サンプルの申請を承認し、通常の注文と同じ手順で発送する
- ⑤アフィリエイトインサイトで、商品ごとの成果を確認する
【ここに画像を挿入:aff-s5-steps.png】
キャプション:最初の依頼を出すまでの5ステップ
代替テキスト:TikTok Shopアフィリエイトの始め方を5つのステップで示した図。①商品を登録し、アフィリエイトセンターを開く(アフィリエイト・マーケティング)、②オープンコラボに登録されている商品と報酬率を確認する(追加済み商品・未追加)、③紹介してほしいクリエイターを探し、ターゲットコラボで招待する(クリエイター検索・ターゲットコラボ)、④サンプルの申請を承認し、通常の注文と同じ手順で発送する(無料サンプルリクエスト・注文管理)、⑤アフィリエイトインサイトで、商品ごとの成果を確認する(インサイト)
①商品を登録し、アフィリエイトセンターを開く
TikTok Shopに販売する商品をアップロードすると、セラーセンターの「アフィリエイト・マーケティング」からアフィリエイトを使えるようになります。 パソコンでセラーセンターにログインし、アフィリエイト・マーケティングを開くと、アフィリエイトセンターに移ります。
画面左のメニューに「オープンコラボ」と「ターゲットコラボ」が並んでいれば準備は完了です。ここから先の設定は、この画面で進めていきます。
②オープンコラボに登録されている商品と報酬率を確認する
オープンコラボの画面を開き、「追加済み商品」と「未追加」の2つのタブで、どの商品が登録されているかを確認しましょう。 Seller Universityの「TikTok Shopアフィリエイトとは」では、サインアップした時点で全商品が、カテゴリーの標準的な報酬率で自動登録されると説明されています。
一方、同じSeller Universityの「アフィリエイトコラボ」には、まだ登録されていない商品を表示する「未追加」タブの説明もあります。自動で登録されているはず、と思い込まずに、登録したはずの商品が抜けていないか、報酬率と無料サンプルの設定が意図どおりになっているかを、商品ごとに確かめておくと安心です。
未追加の商品は、1点ずつでも、まとめてでもコラボに追加できます。新しく登録する商品を自動で追加する設定もあり、オンにする際は、新商品に共通で適用する報酬率を決めておきます。
なお、対象にする商品は看板商品だけに絞らないほうがよいと考えています。人気商品だけを並べると申請がそこに集中し、サンプルが足りなくなることがあります。中堅の商品や新商品も対象に含めておけば、実績の少ないクリエイターにも紹介してもらうきっかけが生まれます。
③紹介してほしいクリエイターを探し、ターゲットコラボで招待する
クリエイター検索で見つけた候補を保存しておき、その相手にターゲットコラボの招待を送ります。 招待の作成画面は4段階に分かれており、相手を選ぶ、商品と報酬率を決める、無料サンプルを付けるかを決める、招待の内容を入力する、の順に進みます。
最後の段階では、招待名・有効期限・連絡先・メッセージを入力します。このうち有効期限は、クリエイターが招待を承諾して商品を紹介できる期間を指します。
候補の探し方は、「商品マーケットプレイスで見つけてもらう」と「直接オファーを送る相手を自分で探す」の2つに分けて考えると整理しやすいでしょう。
食品を扱うセラーなら、食品ジャンルのクリエイターが集まるコミュニティから探す方法もあります。本記事の掲載元であるモールハックでも、食品ジャンルに特化した「FOOD FORCE STUDIO」というクリエイターの集まりを運営しており、2026年10月の発表で登録クリエイター数が、1,500人を突破しました。
関連記事:TikTok Shopのクリエイターの探し方|マーケットプレイス活用と直接オファーの違い
④サンプルの申請を承認し、通常の注文と同じ手順で発送する
クリエイターからのサンプル申請は、「無料サンプルリクエスト」で承認し、通常の注文と同じように発送します。 申請は7日以内に確認しないと自動でキャンセルされるので、届いたら早めに目を通しておきましょう。
承認後に「発送を手配」を押すと、セラーセンターの注文管理に移ります。あとは梱包明細書と配送ラベルを印刷し、いつもの配送業者に引き渡せば発送完了です。普段の出荷業務とほとんど変わりません。
⑤アフィリエイトインサイトで、商品ごとの成果を確認する
最初の紹介が始まったら、アフィリエイトセンターのインサイトで、商品ごとの売上と、売上を作ったクリエイターを確認します。 オープンコラボとターゲットコラボのどちらで売れたかも、コラボ分析で比べられます。
始めて数週間は、週に1回ほど数字を見る時間をあらかじめ確保しておくとよいでしょう。
TikTok Shopアフィリエイトの報酬率の決め方
報酬率は、1件あたりの利益から払える上限を先に決め、その範囲で、ターゲットコラボの相手には高めの率を設定するように組み立てます。 公式の画面に表示される推奨の率は、あくまで参考値として扱うのが安全です。
- 報酬は商品の金額に報酬率をかけて計算され、率はセラーが決める
- 1件あたりの利益から、出せる報酬率の上限を逆算する
- ターゲットコラボでは、オープンコラボより高い率を個別に設定する
- 広告に使う動画には、別の報酬率を設定できる
報酬は商品の金額に報酬率をかけて計算され、率はセラーが決める
クリエイターが受け取る報酬は、商品の金額に、セラーが設定した報酬率(コミッション率)をかけた額です。 オープンコラボの設定画面には推奨のコミッション率が参考値として表示されますが、最終的に決めるのはセラーです。
商品一覧には、報酬率と並んで推定コミッション(報酬額の概算)も表示されます。%だけで判断せず、1件売れるごとにいくら払うのかを金額でも見ておくと、利益とのバランスがつかみやすくなります。
月ごとの報酬の総額は、アフィリエイト経由のGMVに報酬率をかければ見積もれます。報酬率が10%なら、アフィリエイト経由の売上の1割がクリエイターへの報酬になる計算です。
1件あたりの利益から、出せる報酬率の上限を逆算する
報酬率は「いくらなら払えるか」から決めるのが安全です。 販売価格から原価・販売手数料・送料などの費用を引き、さらに残したい利益を差し引きます。そこで手元に残った金額を販売価格で割った値が、出せる報酬率の上限です。
| 計算の順番 | 内容 |
|---|---|
| ① | 販売価格 −(原価+販売手数料+送料などの費用)= 報酬を払う前の利益 |
| ② | 報酬を払う前の利益 − 残したい利益 = 報酬に回せる金額 |
| ③ | 報酬に回せる金額 ÷ 販売価格 = 出せる報酬率の上限 |
販売価格を100として計算してみます。原価が40、販売手数料と送料などの費用が25、残したい利益が20なら、報酬に回せるのは15。この商品で出せる報酬率の上限は15%です。
上限さえ決まっていれば、「オープンコラボは上限より低め、ターゲットコラボは上限に近い率」という使い分けも迷わず決められます。セールの値引きやクーポンで販売価格が下がる時期は、下がった価格でもう一度計算しておくと安心です。
ターゲットコラボでは、オープンコラボより高い率を個別に設定する
ターゲットコラボは、招待したクリエイターにだけ表示され、報酬設定もより柔軟かつ高めに設定できるのが特徴です。 「この人にぜひ紹介してほしい」という相手には、オープンコラボより高い率を提示して声をかけられます。
すべての商品で率を上げてしまうと利益が削られるため、高い率はターゲットコラボの相手に絞るのが現実的です。誰を招待するか、どう連絡すれば承諾してもらいやすいかは、運用のルールとして別にまとめておくと、担当者が迷わずに済みます。
関連記事:TikTok Shopのターゲットコラボ(招待)とDM|承認率を上げる選定・文面・毎日の確認
広告に使う動画には、別の報酬率を設定できる
クリエイターの動画をGMV Maxの広告に使う場合は、通常の率とは別に「ショップ広告成果報酬率」を設定できます。 設定しなければ、広告経由の売上にもクリエイターの通常の率が適用されます。
たとえば標準成果報酬率を10%、ショップ広告成果報酬率を5%に設定した動画なら、広告経由で売れた分についてクリエイターが受け取るのは5%です。この報酬は広告予算とは別にかかるため、利益を計算するときは広告費と足し合わせて考えておく必要があります。
TikTok Shopアフィリエイトのサンプルの提供方法|無料サンプルと返金可能なサンプル
TikTok Shopのサンプルには、セラーが無償で送る「無料サンプル」と、クリエイターが一度定価で買う「返金可能なサンプル」の2種類があります。 どちらか一方だけでも、両方を併用してもかまいません。
- 無料サンプル:数と申請の期間を決めて、無償で送る
- 返金可能なサンプル:クリエイターが定価で買い、条件を満たすと返金される
- サンプルの総数と、1人に送る上限を先に決める
- 無料サンプルを受け取ったクリエイターは、14日以内に紹介する
無料サンプル:数と申請の期間を決めて、無償で送る
無料サンプルは、セラーがクリエイターに無償で提供する商品です。 クリエイターは自分でお金を出さずに商品を試せるので、セラーにとっては紹介を頼みやすくなる手段です。
提供する数は、在庫や予算に合わせて自由に決められます。申請の受付期間は「無期限」か「期限あり」から選べるほか、申請できるクリエイターを商品カテゴリー・フォロワー数・直近30日の販売量・動画の平均視聴数で絞り込むことも可能です。
なお、送料や税金がかかる場合はセラーの負担になります。送ったうちどのくらいが投稿につながりそうかも見込んだうえで、サンプルの数を決めておくと無駄が出にくくなります。
返金可能なサンプル:クリエイターが定価で買い、条件を満たすと返金される
返金可能なサンプルは、クリエイターがサンプルを定価で購入し、紹介したコンテンツから決められた数が売れたら返金される仕組みです。 返金の条件となる販売しきい値(1件の注文、3件の注文など)は、セラーがオープンコラボで商品ごとに選びます。
「無償で送ったのに投稿されなかった」という事態を避けたい商品に向いた方法です。しきい値は、新商品で紹介を広げたいときは低めに、すでに評価の定まった商品では高めに、と使い分けるとよいでしょう。
サンプルの総数と、1人に送る上限を先に決める
サンプルは、在庫と予算から総数の上限を先に決め、1人のクリエイターに送る数にも目安を設けておきましょう。 紹介が動き始めると申請がまとまって届くことがあり、上限がないと在庫切れや発送の遅れにつながります。
1人あたりの目安は、「1か月に1商品まで」のように期間と数で決めておくと、担当者が替わっても判断がぶれません。ターゲットコラボで申請の自動承認を使っている場合は、知らないうちに上限を超えていないか、承認した数を定期的に確認しておくと安心です。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始の前は、配送の混雑や休業でサンプルの到着が遅れることがあります。連休をはさむ時期は、申請の受付や発送の案内を早めに出しておくことをおすすめします。
無料サンプルを受け取ったクリエイターは、14日以内に紹介する
無料サンプルを受け取ったクリエイターは、14日以内に、そのサンプルを使った紹介のコンテンツを作ります。 完了の条件は、商品リンクを付けたショート動画を少なくとも3日間公開するか、LIVE配信を少なくとも10分間行うことです。
紹介が終わるまでのあいだ、申請のステータスは「コンテンツ保留中」と表示され、タスクが完了すると「完了」に変わります。完了後は、紹介したコンテンツの指標も確認できるようになります。
サンプルを送った相手ごとに投稿したかどうかを記録しておけば、次にサンプルを優先して送る相手を選ぶときの判断材料になります。
関連記事:TikTok Shopの無料サンプル施策とは|クリエイターへの送付ルールと注意点
TikTok Shopアフィリエイトで売上を伸ばす5つのコツ
売上を伸ばすコツは、売った実績のあるクリエイターを選び、紹介しやすい材料と売れた動画の型を渡し、成果の出た動画を広告で伸ばすことです。 ここでは、依頼する相手の選び方から、紹介が始まったあとの動画の活かし方まで、順に見ていきましょう。
- コツ①:フォロワー数より、同じカテゴリーで売った実績を見て選ぶ
- コツ②:商品の見せ方が分かる動画を、見本として渡す
- コツ③:売れた動画の型を、ほかのクリエイターにも共有する
- コツ④:サンプルの申請は毎週確認し、注目クリエイターを優先する
- コツ⑤:成果の出た動画を、広告で伸ばす
コツ①:フォロワー数より、同じカテゴリーで売った実績を見て選ぶ
高めの報酬率で招待する相手は、フォロワー数の多さより、自社と同じカテゴリーで実際に売った実績があるかで選ぶことをおすすめします。 クリエイター検索の「メインカテゴリー」を使うと、そのクリエイターがGMVを生んだ商品カテゴリーで候補を絞り込めます。
検索結果には、返信の早い「迅速な対応」、投稿の多い「頻繁に投稿」、サンプルを受け取ったあとの紹介率が高い「信頼性の高いサンプル」のタグも表示されます。これらのタグとフォロワーの年齢・性別のフィルターを組み合わせれば、自社の購入者に近い層に届くクリエイターに絞り込めます。
コツ②:商品の見せ方が分かる動画を、見本として渡す
クリエイターが紹介の仕方に迷わないよう、開封や使用シーンを撮った見本の動画を1〜2本用意して渡しましょう。 商品のどこを見せればよいかが伝わると、クリエイターからの返信やコラボへの関心も高まりやすくなります。
食品であれば、開封する場面、調理中の湯気、切ったときの断面、食べる瞬間など、見ただけでおいしさが伝わるカットを入れておくのがポイントです。あわせて、伝えてほしい特徴を短くまとめて渡しておくと、紹介の内容がぶれにくくなります。
コツ③:売れた動画の型を、ほかのクリエイターにも共有する
自社の商品で売上につながった動画が出てきたら、その構成をほかのクリエイターにも共有しましょう。 冒頭で何を見せたか、どの順番で商品を紹介したかを短くまとめて渡せば、新しく紹介を始めるクリエイターも、売れた構成を参考に動画を作れます。
売れた動画を探すときは、アフィリエイトセンターのインサイトが便利です。商品ごとに、クリエイターが作ったその商品の動画を一覧で確認できます。見つけた型は社内に残し、見本の動画と一緒に更新していくと、共有する材料がどんどん充実していきます。
コツ④:サンプルの申請は毎週確認し、注目クリエイターを優先する
サンプルの申請は、少なくとも週に1回はまとめて確認し、「注目クリエイター」からの申請を先に承認しましょう。 注目クリエイターとは、成長の可能性が高いとしてTikTok Shopが選んだクリエイターのことで、プロフィールの横にタグが付いています。
申請には確認の期限があるため、「毎週月曜に確認する」のように曜日を決めておけば、取りこぼしを防げます。
コツ⑤:成果の出た動画を、広告で伸ばす
クリエイターの紹介動画のうち、売上につながったものを広告の素材に使うと、紹介の効果をさらに広げられます。 広告で配信すれば、紹介したクリエイターのフォロワー以外にも動画が届くからです。広告を始めるのは、紹介動画がある程度たまり、売れる動画の型が見えてきてからのほうが、試せる素材の幅も広がります。
広告に使う動画の本数について、TikTok for Business Japanの金沢佳恵氏は松屋フーズの事例の記事で、1SKUあたり最低5本、さらに週に1回は新しい動画を追加することを目安に挙げています。自社の撮影だけでこの本数をそろえるのは、簡単ではありません。アフィリエイトで集まった動画を、広告素材の供給源として活かすのが現実的です。
【事例】Gastroduce Japanが支援した、松屋フーズのTikTok Shopアフィリエイト
松屋フーズは、アフィリエイトで集めた動画を広告にも使い、TikTok Shopで成果を上げた食品ブランドです。 2025年12月に掲載されたインタビューの時点で、同社はTikTok Shopで開始初月から広告ソリューション「GMV Max」を活用し、ROI 8〜9倍を継続的に達成していました。
この取り組みをECパートナーとして支援したのが、Gastroduce Japan株式会社です。なお、モールハック(本記事の掲載元)は、株式会社松屋フーズとGastroduce Japan株式会社の合弁会社です。ここでは、アフィリエイトに関わる3つの進め方を紹介します。
- 定番のセットと、紹介しやすい福袋の2本立てで商品を用意した
- 100人を超えるクリエイターと連携し、約150本の動画を投稿した
- 1つのサンプルで、切り口の異なる動画を3本以上頼んだ
定番のセットと、紹介しやすい福袋の2本立てで商品を用意した
松屋フーズは、ほかのモールでも実績のある「牛めし」の10〜30食セットを定番に置き、クリエイターが紹介しやすい3〜4種入りのバラエティ福袋を企画ものとして加えました。 TikTok Shopで売ることを前提に、商品の構成から組み立てたわけです。
いろいろな味が入った福袋なら、動画のなかで食べ比べを見せやすく、紹介の切り口も広がります。アフィリエイトの対象商品を選ぶときは、売れ筋かどうかだけでなく、クリエイターが動画にしやすいかどうかも判断材料に加えてみてください。
100人を超えるクリエイターと連携し、約150本の動画を投稿した
アフィリエイトで連携したクリエイターは、100人を超えました。 Gastroduce Japan代表取締役の若松友貴氏(本記事の監修者)はインタビューで、最初の段階では「私たちのクリエイターネットワーク」を活かしたと述べています。そこで約150本の紹介動画をまとめて制作・投稿しました。
そのなかから成果の高い動画を選んで広告を配信し、再生数を伸ばしました。アフィリエイトで先に動画の数をそろえ、当たった動画を広告で伸ばす。この順番は、ほかの食品ブランドでも取り入れやすい進め方だと思います。
1つのサンプルで、切り口の異なる動画を3本以上頼んだ
若松氏は同じインタビューで、フォロワー数にかかわらず幅広いクリエイターに動画の制作を依頼していると述べています。 その際、1つの商品サンプルにつき、切り口の異なる動画を最低3本作ってもらうようお願いしているとのことです。
1本のヒットに賭けるのではなく、本数を増やして当たる確率を上げる、という考え方です。サンプル1つあたりの本数が決まっていれば、送ったサンプルの費用に対して広告素材がどれだけ集まるかも見通しやすくなります。
クリエイターへの依頼の仕方やサンプルの数で迷ったときは、食品のTikTok Shopに特化したモールハックの運用代行までお気軽にご相談ください。
TikTok Shopアフィリエイトの4つの注意点
TikTok Shopアフィリエイトで注意したいのは、広告であることの表示、紹介で使う表現、在庫の確保、報酬率を下げたときの反映のタイミングの4つです。 どれも、知らないまま進めると、あとからセラー側の負担や信用の問題として返ってきます。
- アフィリエイトの投稿には、広告であることが分かる表示をしてもらう
- 食品の効能・効果をうたう表現は、使わないよう先に伝える
- 招待する商品の在庫を、紹介が始まる前に確保する
- オープンコラボの報酬率を下げても、紹介中のクリエイターには30日間は前の率が適用される
アフィリエイトの投稿には、広告であることが分かる表示をしてもらう
ステルスマーケティングは令和5年10月1日から景品表示法違反となり、規制の対象となるのは、商品・サービスを供給する事業者(広告主)です。 企業から依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は、規制の対象にはなりません。
つまり、表示が漏れたときに問題になるのは、クリエイターではなく依頼したセラーの側です。規制される広告には、企業がインフルエンサー等の第三者に依頼・指示するものも含まれます。アフィリエイト広告についての消費者庁のQ&Aの答えは、「一般消費者にとって、「事業者の表示」であることが明瞭となっていることが必要です。」と結ばれています。
特定のインフルエンサーを選んで商品を無償で提供した場合も、やり取りの内容などの事情によっては「事業者の表示」に当たると判断される場合がある、というのが同じQ&Aの答えです。オープンコラボ経由の紹介や、選んで送った無料サンプルによる紹介も、セラーの広告として扱われる可能性があると考えて、備えておくほうが安全です。
ターゲットコラボの招待メッセージや、サンプルの申請を承認したあとの連絡で、「PR」「広告」などの表示を付けてもらうよう依頼しておくことをおすすめします。
食品の効能・効果をうたう表現は、使わないよう先に伝える
食品を紹介してもらうときは、体の不調が治る、機能が改善するといった効能・効果をうたう表現を避けてもらいましょう。 東京都が令和7年度健康食品試買調査で不適正な表示・広告の例に挙げたのは、「疲労回復」「免疫力アップ」など医薬品的な効能効果の標ぼうなどです。
クリエイターの紹介動画でこうした表現が使われれば、セラーの商品広告として問題になりかねません。招待メッセージには、使ってほしくない表現とあわせて、代わりに伝えてほしい味・食感・食べ方を書いておくと、クリエイターも言い換えに困りません。
ただ、表現が適切かどうかは、商品や言い回しによって判断が分かれるところです。迷ったときは控えめな表現に置き換え、最終的には自社の法務担当者や専門家に確認するようにしてください。
招待する商品の在庫を、紹介が始まる前に確保する
ターゲットコラボに商品を追加するときは、在庫がどれだけあるかを先に把握しておきましょう。 クリエイターが紹介した商品が品切れになると、せっかくの紹介が売上につながらず、販売機会を逃してしまいます。
紹介動画は、投稿からしばらくたって再生が伸びることもあります。招待を送る段階で、紹介が続く期間にどれだけ売れそうかを見込み、在庫を確保しておくと安心です。
オープンコラボの報酬率を下げても、紹介中のクリエイターには30日間は前の率が適用される
オープンコラボで報酬率を引き下げた場合、すでにその商品を紹介しているクリエイターには、30日後に新しい率が適用されます。 変更後に商品を追加したクリエイターには、すぐに新しい率が適用されます。
たとえば15%から12%に下げても、それまで紹介していたクリエイターは、その後30日間は15%を受け取ります。率を下げた効果がすぐには出ないので、セールや値引きの予定から逆算し、余裕をもって見直しておくのがおすすめです。
なお、ターゲットコラボで率を下げたときの適用日は、Seller Universityのページの間で書き方が分かれています。招待を編集するときは、変更後に表示される通知で、紹介中のクリエイターにいつから適用されるかを確認しておいてください。
TikTok Shopアフィリエイトをクリエイターとして始める流れ
クリエイターは、TikTokアプリの商品マーケットプレイスで紹介したい商品を選ぶか、セラーからの招待を受けて、TikTok Shopアフィリエイトを始めます。 クリエイター向けの内容ですが、クリエイターがどこで商品を見つけているかを知っておくと、セラーにとっても招待や商品の見せ方を考えるヒントになります。
- 商品マーケットプレイスで商品を選び、ショーケースに追加する
- セラーからの招待を確認し、承諾する
- 動画やLIVE配信に商品をつけて紹介し、売れた分の報酬を受け取る
商品マーケットプレイスで商品を選び、ショーケースに追加する
オープンコラボに登録された商品は、クリエイターがTikTokアプリから開く商品マーケットプレイスに並びます。 クリエイターはそこから紹介しやすい商品を選び、自分のショーケースに追加します。
無料サンプルが用意された商品であれば、紹介の前にサンプルを申請できます。返金可能なサンプルの申請は、商品の詳細ページや商品マーケットプレイスから行います。
食品ジャンルで紹介する商品を探しているクリエイターなら、FOOD FORCE STUDIOのクリエイター募集から使える案件一覧も役立ちます。食品のカテゴリー別に検索して、料率やサンプルの有無を一覧で確認できます。
セラーからの招待を確認し、承諾する
セラーからのターゲットコラボの招待は、クリエイターセンターの画面上部の通知や、コラボ招待の一覧で確認できます。 招待を開けば、特典の内容やショップの情報、対象の商品が確認できます。
招待を承諾したあとは、紹介したい商品を自由に選んでショーケースに追加する流れです。
動画やLIVE配信に商品をつけて紹介し、売れた分の報酬を受け取る
クリエイターは、ショーケースに追加した商品をショート動画やLIVE配信につけて紹介し、そのコンテンツから売れた分の報酬を受け取ります。 報酬の支払いは、売上から自動で差し引かれる仕組みです。
外部トラフィックプログラムの対象商品であれば、商品リンクなどをTikTokの外でシェアして紹介することも可能です。
TikTok Shopアフィリエイトに関するよくある質問
Q1. 報酬率は何%に設定すればよいですか?
全商品に共通の正解はなく、1件あたりの利益から払える上限を決め、その範囲で設定するのが基本です。 目安として参考になるのが、選ばれたセラーに表示される「オープンコラボの自動オプトイン」です。たとえば、推奨の範囲が最低10%から最大15%の商品には、約13%が適用されます。
この率は商品カテゴリーごとの推奨範囲から決まるため、カテゴリーが違えば提案される率も変わります。推奨の率はあくまで参考にとどめ、自社の利益で無理なく払えるかを必ず確かめてください。
Q2. オープンコラボに登録された商品を、外すことはできますか?
外せます。 オープンコラボの画面で対象の商品を選び、一括削除を押せば、クリエイターのショーケースからも外れます。
コラボから外しても、セラーセンターの在庫から商品が消えるわけではありません。あとから追加し直すこともできます。新しい商品が自動で追加されないようにしたい場合は、商品の自動追加の設定をオフにしておきます。
Q3. サンプルを送ったのに、投稿されないことはありますか?
残念ながら、あります。 無料サンプルを受け取ったクリエイターには14日以内に紹介するタスクがありますが、送った相手が必ず紹介してくれるとは限りません。
投稿されないと困る商品は、返金可能なサンプルに切り替えるか、承認の前に相手の実績を確認しておくと安心です。サンプル申請のフィルターにある「クリエイターの信頼度」を使えば、無料サンプルへの対応率と投稿率をもとに、上位20%のクリエイターを表示できます。
Q4. 動画とLIVE配信では、どちらで紹介を頼めばよいですか?
どちらがよいかは一律には決められず、商品と報酬率の設計によって変わります。 LIVE配信での紹介を前提に高い報酬率を付けるなら、招待を送る前に、動画とLIVE配信のどちらで紹介してもらえるかを相手に確認しておきましょう。
サンプル申請のフィルターを使うと、過去30日間に動画とLIVEのどちらで商品を紹介していたかで、クリエイターを絞り込めます。在庫やサンプルをLIVE配信の予定が決まった分だけ用意しておけば、想定と違う形の紹介に在庫を回さずに済みます。
Q5. アフィリエイトの成果は、どれくらい前までさかのぼって確認できますか?
アフィリエイトの商品のデータは、最長で90日まで範囲をカスタマイズして確認できます。 すぐに選べる範囲としては、直近7日間と28日間が用意されています。
セールの前後や報酬率を変えた前後を比べるときは、比べる期間の長さをそろえると、変化を正しく読み取れます。
Q6. 外部トラフィックプログラムをやめると、アフィリエイト全体も止まりますか?
止まりません。 外部トラフィックプログラムを終了しても、LIVE配信、カート付き動画、ショーケースを通じたクリエイターの紹介は引き続き使えます。
終了前に発生した注文については、終了後もクリエイターに報酬が支払われます。一方で、終了後に発生した注文は報酬の対象外です。終了も再参加も、アフィリエイトのホームから手続きできます。
まとめ:TikTok Shopアフィリエイト
最後に、本記事の要点を振り返ります。
- TikTok Shopアフィリエイトとは:セラーの商品をクリエイターが動画やLIVE配信で紹介し、そこから売れた分に応じて報酬を支払う仕組み。購入はTikTokの中で完結し、報酬は売上から差し引かれる。コラボに商品を登録したセラーは外部トラフィックプログラムにも自動で登録され、クリエイターがTikTokの外でもリンクを共有できる
- オープンコラボとターゲットコラボの違い:オープンコラボはすべてのクリエイターに公開し、ターゲットコラボは選んだクリエイターを招待する。両方に登録した商品は、招待された人にターゲットコラボの率が提示される。初めてならオープンコラボから
- メリットとデメリット:報酬は売れたときだけで、ショップを知らない人に届き、動画を広告にも使え、成果を数字で確認できる。一方で、1件あたりの利益が薄くなり、紹介の中身や時期をセラーが決めきれず、招待とサンプル対応の手間が続く
- 始め方の5ステップ:アフィリエイトセンターを開く。オープンコラボの「追加済み商品」と「未追加」を確認する。ターゲットコラボで招待し、サンプルは7日以内に承認して発送する。最後にインサイトで成果を見る
- 報酬率とサンプル:報酬率は1件あたりの利益から上限を逆算し、ターゲットコラボの相手に高めの率を設定する。広告用の率も別に設定できる。サンプルは無料と返金可能の2種類。総数と1人に送る上限を先に決め、無料サンプルを受け取ったクリエイターは14日以内に紹介する
- コツと事例:同じカテゴリーで売った実績で相手を選び、見本の動画と売れた動画の型を渡し、申請を毎週確認し、成果の出た動画を広告で伸ばす。松屋フーズは100人を超えるクリエイターと約150本の動画を集め、1つのサンプルで3本以上の動画を頼み、当たった動画に広告を配信した
- 注意点とクリエイター側の流れ:オープンコラボや無料サンプルによる紹介も含め、広告と分かる表示をしてもらう(規制の対象は広告主)。食品の効能・効果をうたう表現は避けてもらうよう先に伝える。在庫を先に確保し、オープンコラボの報酬率を下げたときは紹介中のクリエイターに30日後に反映されることを見込む。クリエイターは商品マーケットプレイスや招待から商品を選び、紹介して報酬を受け取る
まずはアフィリエイトセンターでオープンコラボの登録状況と報酬率を確認し、1件あたりの利益から出せる率の上限を決めるところから始めてみてください。クリエイターへの依頼、サンプルの設計、広告との組み合わせを一緒に進めたい食品ブランドの方は、モールハックの食品特化TikTok Shop運用代行までご相談ください。