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  • 【2026年最新】TikTok Shopの審査に落ちる理由|通知別の対処法と楽天市場との違い

【2026年最新】TikTok Shopの審査に落ちる理由|通知別の対処法と楽天市場との違い

目次

TikTok Shopの審査とは、「出店する事業者・出品する商品・制限付きカテゴリーの資格について、TikTok Shopが申請内容と書類を確認し、承認か却下かを知らせる手続き」です。

TikTok Shopの審査には、出店時の「事業者審査」、商品を登録するたびに行われる「商品審査」、食品などの出品で求められる「カテゴリー資格の審査」があります。楽天市場やYahoo!ショッピングの出店審査とは書類の条件も異なるため、どこで止まったかによって見直すべき箇所も変わってきます。

楽天市場やYahoo!ショッピングには出店できたのに、TikTok Shopからは却下の通知が届いてしまった――。そんな状況で、次のような疑問を抱えていませんか。

  • 却下の通知がどこに届き、どの審査の結果なのかを見分けたい
  • 他モールで通った書類と同じものを出したのに、なぜ却下されたのか知りたい
  • 食品や酒類を扱う場合に、楽天市場やYahoo!ショッピングとは別に用意する書類があるか知りたい

審査に落ちたときに最初にやるべきことは、通知が届いた場所と内容から「どの審査で止まったのか」「どこを直せばよいのか」を特定することです。特に事業者審査は、個人事業主が提出する書類やアップロードするファイルの形式が他モールと異なるため、他モールと同じ感覚で準備すると引っかかりやすい審査といえます。食品ならラベル画像・温度管理・営業許可、酒類ならそれに加えて法人であることと免許・標識が条件になるので、申請前にそろえておくと安心です。

本記事では、主な3種類の審査と日数の目安、審査結果を確認できる場所、楽天市場・Yahoo!ショッピングと異なる事業者審査の書類の条件、商品審査・カテゴリー資格・食品で落ちる理由、通知の内容ごとの修正箇所、落ち続けるときの審査別の対処法を順に解説します。読み終えるころには、楽天市場やYahoo!ショッピングの申込で使った書類のうち、TikTok Shop用にそろえ直すものがわかるはずです。他モールの申込書類を手元に置きながら、ぜひ読み進めてみてください。

この記事の対象者

  • 却下の通知が届き、他モールとの条件の違いから原因を探したい方
  • 楽天市場やYahoo!ショッピングに出店していて、TikTok Shopにも申請する方
  • 冷凍・冷蔵食品や酒類をTikTok Shopに出品する予定の方

この記事を読んでわかること

  • 主な3種類の審査と、それぞれの結果が届く場所
  • 楽天市場・Yahoo!ショッピングと異なる、TikTok Shopの事業者審査の書類の条件
  • 通知の内容ごとの修正箇所と、落ち続けるときの審査別の対処法
目次
  1. TikTok Shopの審査とは?|主な3種類と、審査にかかる日数の目安
  2. TikTok Shopの審査結果はどこで確認する?|確認できる4つの場所
  3. TikTok Shopの事業者審査で落ちる5つの理由|楽天市場・Yahoo!ショッピングと異なる書類の条件
  4. TikTok Shopの商品審査・カテゴリー資格の審査で落ちる6つの理由|商品・書類・表示の順に見直す
  5. TikTok Shopの審査で食品が落ちる5つの理由|ラベル・温度管理・許可の見直し方
  6. TikTok Shopの審査に再申請する前に|通知の内容ごとに修正する箇所
  7. TikTok Shopの審査に落ち続けるときの対処法|事業者・カテゴリー資格・商品の審査別
  8. TikTok Shopの審査のよくある質問
  9. まとめ:TikTok Shopの審査に落ちる理由と再申請
  10. あわせて読みたい

TikTok Shopの審査とは?|主な3種類と、審査にかかる日数の目安

主な3種類の審査を並べた図。事業者審査(出店の申請時。通常1〜5日)、カテゴリー資格の審査(食品・飲料などで必要な場合。2〜5日。資格認定センターはデスクトップのみ)、商品審査(登録した商品ごと。日数の目安は「セラー登録」「CSVによる商品出品」のページに記載なし)
TikTok Shopの主な3種類の審査と、日数の目安

TikTok Shopの審査とは、「出店する事業者・出品する商品・制限付きカテゴリーの資格について、TikTok Shopが申請内容と書類を確認し、承認か却下かを知らせる手続き」です。 主な審査は次の3種類で、このうち事業者審査とカテゴリー資格の審査については、公式に日数の目安が示されています。

  • 事業者審査|出店の申請時に、事業者の情報と本人確認書類を確認する
  • カテゴリー資格の審査|食品・飲料などを出品する前に、資格の書類を確認する
  • 商品審査|登録した商品ごとに、出品してよいかを確認する

販売開始日が決まっているなら、事業者審査とカテゴリー資格の審査の通常の日数の長いほう(5日+5日)を合わせた10日程度を見込み、そこから逆算して申請日を決めておきましょう。商品審査には日数の目安が示されていないため、さらに余裕を持たせておくと安心です。

関連記事:TikTok Shopとは|食品D2Cが知っておきたい基本の仕組みと始め方

事業者審査|出店の申請時に、事業者の情報と本人確認書類を確認する

事業者審査は、出店の申し込み時にセラーセンターから送信した事業者情報と書類を、TikTok Shopが確認する審査です。 一般に「出店審査」と呼ばれているのも、この事業者審査を指します。申請の流れは、ビジネス情報と代表連絡先を入力してから、身分証明書の実物をスマートフォンかウェブカメラで読み取る「リアルタイム本人認証」へ進む、という順番です。ショップ情報まで設定して送信すると、審査の完了までには通常1〜5日かかるとされています。

カテゴリー資格の審査|食品・飲料などを出品する前に、資格の書類を確認する

TikTok Shopが「制限付き商品」としている商品には食品・飲料・栄養補助食品が含まれ、一部のカテゴリーはカテゴリー資格の審査に通らなければ出品できません。 なかには、「招待のみ」で資格認定を受け付けているカテゴリーもあります。

審査にかかる日数は2〜5日が目安で、申請窓口の資格認定センターは現時点ではデスクトップでしか利用できません。スマートフォンではなく、パソコンから手続きを進める前提で準備しておきましょう。なお、扱う商品がどれもカテゴリー資格を必要としないカテゴリーであれば、この審査自体が不要です。

商品審査|登録した商品ごとに、出品してよいかを確認する

商品審査は、商品を登録して「送信して審査を受ける」を押したときに、その商品ごとに行われる審査です。 ショップの開設やカテゴリー資格の承認が済んでいても、商品を1つ登録するたびにこの審査を受けることになります。ブランド品であれば、資格認定センターの「ブランド認定」で、ブランドについての審査も加わります。

なお、TikTok Shop公式の「セラー登録」「CSVによる商品出品」のページに載っている日数は、事業者審査とカテゴリー資格の審査についてのものです。商品審査にかかる日数は、これらのページには書かれていません。

TikTok Shopの審査結果はどこで確認する?|確認できる4つの場所

審査結果を確認できる4つの場所を並べた図。セラーセンターのメッセージ「審査結果」、登録したメールアドレス、資格認定センター、「商品の管理」の「審査中」「制限中」タブ。それぞれで確認できる審査の結果を添えている
審査結果を確認できる4つの場所

TikTok Shopの審査結果は、次の4つの場所で確認できます。 届いた場所とメッセージの種類を合わせて見ると、どの審査の結果なのかを絞り込めます。

  • セラーセンターのメッセージ「審査結果」|オンボーディング書類審査・ロゴ審査・ブランド審査など
  • 登録したメールアドレス|事業者審査とカテゴリー資格の結果
  • 資格認定センター|カテゴリー資格認定とブランド認定のステータス
  • 「商品の管理」の「審査中」「制限中」タブ|商品審査で止まった商品

セラーセンターのメッセージ「審査結果」|オンボーディング書類審査・ロゴ審査・ブランド審査など

セラーセンターのメッセージは種類ごとに分かれており、「審査結果」の種類には、オンボーディング書類審査、ロゴ審査、ブランド審査などの結果が届きます。 このうち「オンボーディング書類審査」は、出店時の事業者審査で提出した書類の審査を指しています。違反に対する警告やペナルティのほうは「審査結果」ではなく「違反通知」という別の種類で届くため、審査の結果と混ざる心配はありません。カテゴリー資格の却下理由も、メッセージセンターに届きます。

登録したメールアドレス|事業者審査とカテゴリー資格の結果

事業者審査の結果は、セラーセンターの通知か、登録したメールアドレスに届くメールで確認できます。 カテゴリー資格の申請ステータスもメールとメッセージセンターの両方に届くので、セラーセンターにログインしていないときは、まずメールを確認するのが手っ取り早い方法です。

資格認定センター|カテゴリー資格認定とブランド認定のステータス

資格認定センターの「カテゴリー資格認定」を開くと、カテゴリーの申請のステータスを確認できます。 申請が却下された場合は、却下の理由を詳しく記した通知がメッセージセンターにも届く仕組みです。ブランドの申請状況も同じ資格認定センター内の「ブランド認定」ページで確認でき、「保留中」などのステータスで表示されます。商標が却下されたときは、確認のための再提出が必要です。

楽天市場は出店審査について「審査結果の理由・基準等は一切公表しておりません」としていますが、TikTok Shopのカテゴリー資格の審査では却下の理由が通知される、という点が大きな違いです。他モールの感覚で「理由はわからないもの」と考えず、まずは通知の文面にしっかり目を通すことが、再申請への近道になります。

「商品の管理」の「審査中」「制限中」タブ|商品審査で止まった商品

商品審査で止まっている商品は、「商品の管理」画面の「審査中」「制限中」といった状態別のタブに表示されます。 まずはこのタブを開いて、状態を確認してみてください。

TikTok Shopの事業者審査で落ちる5つの理由|楽天市場・Yahoo!ショッピングと異なる書類の条件

事業者審査の申請前に見る5項目。区分と書類、入力と書類の表記、書類の画像、住所証明の取得日、ファイルの形式・容量・名前。下に、申請後は会社情報と個人情報を変更できないことを添えている
事業者審査の申請前に見る5項目

事業者審査で落ちる原因の一つが、他モールへの出店時に用意した書類や画像を、そのまま使い回してしまうことです。 TikTok Shopでは申請後に会社情報も個人情報も変更できないため、送信前にTikTok Shopの条件に合わせて書類をそろえ直しておくことが大切になります。3モールを比べると、個人事業主の書類、住所証明の期限の起点、ファイルの形式は異なり、入力と書類の表記を一致させる点は共通です。まずは、TikTok Shop・楽天市場・Yahoo!ショッピングの3モールで、出店時に求められる書類と審査の段階を比べてみましょう。

項目 TikTok Shop 楽天市場 Yahoo!ショッピング
個人事業主の書類 個人セラーとして申請。身分証明書(パスポート・運転免許証・在留カードから1つ)と住所証明(1つ) 法人と同じ書類に加え、住民票・印鑑証明書(共に契約開始日より3ヶ月以内に発行されたもの)と実店舗の写真 公的身分証・開業届の2点
法人の書類 事業者証明書(登記事項証明書か印鑑証明書)と、代表連絡先の身分証明書・住所証明 出店申込書・審査書類、取扱商材の営業許可・資格等の書類、商材の写真。登記簿謄本(履歴事項全部証明書)の提出を求められる場合がある 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)・代表者の本人確認書類・住所と企業名が確認できる書類の3点
審査の段階と、所要期間の目安 事業者審査の期間は通常1〜5日。商品ごとに商品審査 出店審査と、営業開始前の店舗オープン審査。申込から開店まで通常1か月半から2か月 契約審査が1〜2週間程度、開店審査〜開店が2~5営業日程度

この違いを踏まえると、事業者審査で落ちる主な理由として次の5つが挙げられます。

  • 個人セラー・コーポレートセラーの区分と、区分ごとの書類を取り違えている
  • 入力した会社名・住所・氏名が、書類の表記と食い違っている
  • 書類の画像が、不明瞭・切り抜き・改変・スクリーンショットにあたる
  • パスポートと組み合わせる住所証明が、取得から3か月を過ぎている
  • 他モール用に作った書類の画像を、形式・容量・ファイル名を変えずにアップロードしている

個人セラー・コーポレートセラーの区分と、区分ごとの書類を取り違えている

TikTok Shopの区分は、国税庁(NTA)に登録していない場合は「個人セラー」、NTAに登録済みの事業者として申し込む場合は「コーポレートセラー」です。 個人事業主は個人セラーに分類されるため、Yahoo!ショッピングで求められる開業届は、TikTok Shopの提出書類には含まれていません。

注意したいのは、コーポレートセラーとして申請する人の書き方です。公式の「セラー登録」のページは「登録担当者」、「販売者登録」のページは「企業の代表者」と記載しており、表現がそろっていません。代表者本人以外の担当者が申請するなら、事前にTikTok Shopのサポートへ確認しておくと確実でしょう。区分ごとの条件と必要書類は、次の表のとおりです。

区分 申請する事業者 ショップ数 用意する書類
個人セラー 日本の国税庁(NTA)に登録していない場合。個人事業主も、個人セラーに分類される。18歳以上で、日本国民であるか政府発行の有効な身分証明書を持つ居住者 個人IDごとにショップを1つ 身分証明書(1つ選択):日本のパスポート、日本の運転免許証または在留カード/住所証明(いずれか1つ):公共料金の請求書(ガス、水道、電気、電話)、住民票、銀行の取引明細書、クレジットカードの請求書
コーポレートセラー NTA登録済み事業者 登録1件につき最大5つ 事業者証明書(いずれか1つ):登記事項証明書、印鑑証明書/代表連絡先の身分証明書(1つ選択)/代表連絡先の住所証明(いずれか1つ):公共料金の請求書(ガス、水道、電気)、住民票、銀行の取引明細書、クレジットカードの請求書

入力した会社名・住所・氏名が、書類の表記と食い違っている

TikTok Shopでは、セラーセンターに手入力した情報とアップロードした書類の記載が、すべて一致していることが求められます。 法人であれば、特別な指示がない限り、会社番号に含まれるスペースやダッシュまで書類の表記どおりに入力するのが原則です。

Yahoo!ショッピングでも、法人格の「前株・後株」の位置のほか、書類に建物名・部屋番号の記載があればそこまで、申込内容と書類を一致させる必要があります。ただし、他モールの申込フォームに入力した表記をそのまま写すと、TikTok Shopに提出する書類の表記とずれてしまいかねません。入力内容は、TikTok Shopに提出する書類そのものを見ながら写すのが確実です。

書類の画像が、不明瞭・切り抜き・改変・スクリーンショットにあたる

書類の画像は、明瞭で高画質なものを、書類全体が写った状態で提出します。 ぼやけた画像、書類の一部だけを切り出した画像、フィルターなどで手を加えた画像は受け付けられません。画面のバナーやアイコンまで写したスクリーンショットも同じ扱いです。

身分証明書については、リアルタイム本人認証で実物を読み取る仕組みで、認証に失敗した場合はもう一度試すよう案内が出ます。なお、Yahoo!ショッピングは、コピーやスキャンした書類を受け付けず、原本を撮影した画像を求めています。

パスポートと組み合わせる住所証明が、取得から3か月を過ぎている

書類はすべて、有効期限内の有効なものを用意する必要があります。 身分証明書にパスポートを選んだ場合、住所証明として用意するのは、取得から3か月以内の公共料金の請求書・銀行の取引明細書・住民票のいずれかです。

楽天市場でも個人事業主の住民票・印鑑証明書には3か月の期限がありますが、こちらは「契約開始日より3ヶ月以内」と、起点となる日付が異なります。楽天市場向けに取得した住民票を使い回すなら、取得日から3か月を過ぎていないかを先に確かめておきましょう。また、個人セラーが在留カードで認証する場合、使えるのは「就労制限なし」と記載されたカードだけなので、この点もあわせて確認しておくと安心です。

他モール用に作った書類の画像を、形式・容量・ファイル名を変えずにアップロードしている

TikTok Shopに提出する書類のファイルは、PDF・JPEG(JPG)・PNGのいずれかの形式で、容量は5 MB以下と決められています。 ファイル名は、特殊文字(*、\、?、]など)を含まないテキストか英数字にするのが条件です。

一方、Yahoo!ショッピングの条件は「jpg」「GIF」「PNG」で1ファイル10メガバイト以内となっており、PDFには対応していません。そのため、Yahoo!ショッピング用に用意したGIF形式の画像や5 MBを超える画像は、そのままではTikTok Shopの条件を満たせないわけです。形式と容量をTikTok Shopの条件に合わせて作り直してから、アップロードしましょう。

TikTok Shopの商品審査・カテゴリー資格の審査で落ちる6つの理由|商品・書類・表示の順に見直す

商品審査・カテゴリー資格の審査で落ちる6つの理由を、商品・書類・表示の3つに分けたカード。商品:対象外商品、カテゴリーの選択。書類:制限付きカテゴリーの資格、ブランド資格。表示:効果・効能の表現、メイン画像と商品名の日本語
商品審査・カテゴリー資格の審査で落ちる6つの理由

商品審査とカテゴリー資格の審査で落ちたときは、「商品」「書類」「表示」の順に見直すのが効率的です。 そもそも商品自体がTikTok Shopで販売できないものなら、書類や表示をいくら修正しても審査には通りません。具体的には、次の6つのポイントを順に確認していきます。

  • 商品①:楽天市場などで販売できている商品が、TikTok Shopの対象外商品にあたる
  • 商品②:商品の中身と異なるカテゴリーを選んでいる
  • 書類①:制限付きカテゴリーで、資格の申請や書類が足りていない
  • 書類②:ブランド品なのに、ブランド資格の書類を提出していない
  • 表示①:効果・効能を誤解させる表現が、商品名・説明文・画像に入っている
  • 表示②:メイン画像と商品名を日本語で作っていない

商品①:楽天市場などで販売できている商品が、TikTok Shopの対象外商品にあたる

TikTok Shopの対象外商品は、日本国内で販売に必要な許認可等を取得している場合であっても、TikTok Shopでの販売が現在サポートされていない商品です。 楽天市場などの他モールで問題なく販売できている商品でも、TikTok Shopの対象外商品にあたれば出品はできません。

対象外商品の区分は2つあります。「ポリシー上対象外の商品」は今後も販売を認める予定がなく、「一時的に対象外の商品」は将来は販売が認められる可能性があります。どちらも、法令などで販売が禁じられている「禁止商品」とは別の区分という位置づけです。

商品②:商品の中身と異なるカテゴリーを選んでいる

商品のカテゴリーは、商品の登録画面で出品者が選択するか、自動で追加されるカテゴリーを採用するかで決まります。 選んだカテゴリーが制限付きであれば、商品を審査に送信する前か後に、カテゴリーの許可の申請も必要です。つまり、どのカテゴリーで登録するかによって、求められる手続きそのものが変わるわけです。

書類①:制限付きカテゴリーで、資格の申請や書類が足りていない

制限付きカテゴリーの商品は、カテゴリー資格の承認が下りるまで出品できません。 申請の入口は、資格認定センターの「カテゴリー資格」にある「カテゴリー承認を追加」です。

申請の際は、有効期限の記載が求められる書類を期限内のものでそろえ、手入力した内容と書類の記載を一致させておきましょう。提出できるのは正規の資料に限られ、虚偽の記録はペナルティの対象になることもあります。なお、一度承認を受けたカテゴリーなら、同じカテゴリーの別の商品を出品する際に申請し直す必要はありません。

書類②:ブランド品なのに、ブランド資格の書類を提出していない

商品を追加するときは、その商品に「カテゴリー資格」だけでなく「ブランド資格」も求められるかどうか、事前の確認が欠かせません。 ブランドの申請先は資格認定センターの「ブランド認定」で、提出する書類は申請のタイプによって変わります。商標の所有者なら有効な商標番号、認定セラーなら認可書を用意しましょう。

表示①:効果・効能を誤解させる表現が、商品名・説明文・画像に入っている

根拠のない誇大な機能や効果をうたう商品は、「誤解を招く機能・効果の表示を含む商品」として出品が禁止されています。 公式ページが挙げている禁止の例は、「ただちに糖尿病を治す」と宣伝しているハーブティーです。商品名や説明文だけでなく、画像に入れたキャッチコピーにも同じような表現がないか、あわせて見直しておきましょう。

表示②:メイン画像と商品名を日本語で作っていない

TikTok Shopの商品画像のガイドラインでは、商品自体や必要な外国語以外は、メイン画像、タイトルはすべて日本語で表示することが求められています。 違反した商品はAI審査によって削除の対象になるため、注意が必要です。さらに同じガイドラインは、人による定期的な審査でも日本語での表示を原則としており、こちらはスライドイメージ・商品詳細文・商品詳細画像を含むすべての要素が対象です。違反すれば、トラフィックの制限や削除につながりかねません。

TikTok Shopの審査で食品が落ちる5つの理由|ラベル・温度管理・許可の見直し方

食品で申請前にそろえる5つ。ラベル画像(生鮮品は商品説明に賞味期限)、温度帯と梱包(TikTok Shopの目安と、食品衛生法の冷凍食品の保存基準-15°C以下)、許可の書類、サプリメントの区分、酒類の条件
食品で申請前にそろえる5つ

TikTok Shopでは、食品・飲料・栄養補助食品を出品する前に、安全性やコンプライアンスを示す文書の提出を求められる場合があります。 食品が審査で落ちる主な理由は次の5つで、なかでもラベル・温度管理・許可の3点が見直しの中心です。

  • 商品ラベルの画像で、原材料・アレルゲン・期限などの表示が欠けている
  • 冷凍・冷蔵の商品で、温度帯と梱包方法を説明できていない
  • 営業許可・届出の書類を、求められてすぐ提示できる状態にしていない
  • サプリメント・栄養補助食品が、禁止・対象外の区分にあたるかを見落としている
  • 酒類を、法人・免許・標識の条件をそろえずに出品している

商品ラベルの画像で、原材料・アレルゲン・期限などの表示が欠けている

TikTok Shopの食品の出品要件には、関連する法律と規制が求める必須情報をすべて記載した、商品ラベルの画像が含まれています。 具体的に挙げられているのは、保存期限・有効期限・製造日・原材料と、警告や注意事項がある場合のその内容です。食品が適切に梱包されていることや、残りの保存期限が妥当であることも求められます。

生鮮品なら、商品説明への賞味期限の明記も必要です。原材料・アレルゲン・消費期限または賞味期限のいずれかの表示が欠けている食品は、「不適切な表示または包装の商品」として出品が禁止されています。ラベル画像を撮影する前に、これらの表示に漏れがないか確認しておきましょう。

関連記事:食品表示ラベルの作り方|一括表示の項目と文字サイズの決まり

冷凍・冷蔵の商品で、温度帯と梱包方法を説明できていない

冷凍・冷蔵の食品を出品する場合は、冷蔵・冷凍配送に対応した配送業者を選び、購入者に届くまでの全工程で温度が保たれるよう梱包・管理する必要があります。 あわせて、梱包方法の具体例も提出することが条件です。

TikTok Shopが示す温度管理の目安は、アイスクリームが常に-18°C以下、その他の冷凍品が常に-12°C以下、冷蔵品が常に0~5°Cです。ただし、食品衛生法の規格基準では、容器包装に入れた冷凍食品は-15°C以下で保存しなければなりません。つまり、TikTok Shopの目安である-12°C以下を満たしていても、法令の基準には届かない場合があるということです。規格基準の冷凍食品にあたる商品は、法令の-15°C以下を前提に、梱包と配送の方法を組み立てておきましょう。

営業許可・届出の書類を、求められてすぐ提示できる状態にしていない

TikTok Shopで食品を販売するには、必要な営業許可を取得したうえで、求められたときに提示できるようにしておく必要があります。 楽天市場が出店審査の段階で、食品営業など取扱商材に必要な営業許可・資格等の書類の準備を求めているのに対し、TikTok Shopは、求められた場合に提示する形です。楽天市場の出店審査に提出した営業許可書の写しがあれば、TikTok Shop用にも同じものを手元に残しておきましょう。

関連記事:食品のネット販売に必要な許可と手続き|食品衛生法・食品表示法の基本

サプリメント・栄養補助食品が、禁止・対象外の区分にあたるかを見落としている

TikTok Shopの「禁止商品と対象外商品」のページでは、サプリメントが「禁止」「ポリシー上対象外」「一時的に対象外」のすべての区分に登場します。 禁止の区分にある「医薬品およびサプリメント」で例に挙がっているのは、禁止成分(シブトラミンなど)を含むサプリメントです。

ポリシー上対象外の「体重管理商品」には「ダイエット用の錠剤およびサプリメント」が含まれ、一時的に対象外の区分にも「医薬品およびサプリメント」の項目があります。その一方で、栄養補助食品は「制限付き商品」のページの「食品・飲料・栄養補助食品」の見出しにも含まれており、扱いは一様ではありません。同じサプリメントでも区分が分かれるため、出品前に、成分に禁止成分が含まれていないか、減量を主な訴求にしていないかを2つのページの項目と照らし合わせましょう。判断がつかなければ、申請前にTikTok Shopのサポートへ確認しておくと確実です。

酒類を、法人・免許・標識の条件をそろえずに出品している

TikTok Shopでアルコール製品を出品できるのはコーポレートセラーだけで、出品前に通信販売酒類小売業免許などの書類を提出する必要があります。 個人セラーとして開設したショップでは、酒類は出品できません。

商品情報にはアルコール度数と内容量を明記します。商品詳細ページへの掲載が義務になっている酒類販売管理者の標識は、販売場の名称及び所在地、販売管理者の氏名、酒類販売管理研修受講年月日、次回研修の受講期限、研修実施団体名の5項目で構成されます。

TikTok Shopの審査に再申請する前に|通知の内容ごとに修正する箇所

通知の内容ごとに修正する箇所を並べた図。登録を確認できなかった場合、書類が不明瞭という通知、送信した情報が間違っているという通知、カテゴリー資格の却下、商品審査で止まった商品の5つ
通知の内容ごとに修正する箇所

再申請する前に、まずは届いた通知の内容から修正箇所を特定しましょう。 事業者審査については、公式の「ショップの設定」のページが、登録を確認できなかった場合、書類が不明瞭という通知が届いた場合、送信した情報が間違っているという通知が届いた場合の3つに分けて対処を示しています。カテゴリー資格は資格認定センター、商品審査は「商品の管理」と、修正する画面はそれぞれ別です。場合ごとに整理すると、修正箇所は次のようになります。

  • 登録を確認できなかった場合:前の手順に戻り、入力した情報を書類と照合する
  • 書類が不明瞭という通知:明瞭さ・有効期限・形式の3条件で撮り直す
  • 送信した情報が間違っているという通知:セラーセンターと書類の情報の差をなくす
  • カテゴリー資格の却下:却下理由を開き、書類を全部そろえて再提出する
  • 商品審査で止まった商品:通知と商品の状態を確認し、商品情報を修正して再送信する

登録を確認できなかった場合:前の手順に戻り、入力した情報を書類と照合する

登録を確認できなかったときは、1つ前の手順に戻り、セラーセンターに入力した内容に誤りがないかを見直します。 書類の提出を求められた場合は、書類に記載された情報とセラーセンターで送信した情報を、完全にそろえることが条件です。

書類が不明瞭という通知:明瞭さ・有効期限・形式の3条件で撮り直す

「画像が不明瞭」という理由で却下された場合は、次の3つの条件を満たす画像に差し替えます。 1つ目は明瞭かつ高画質で書類全体が写っていること、2つ目は書類の有効期限が切れていないこと、3つ目はJPG・JPEG・PNG・PDFのいずれかの形式であることです。

送信した情報が間違っているという通知:セラーセンターと書類の情報の差をなくす

この通知が届いた場合は、セラーセンターで送信した情報とアップロードした書類の情報に、食い違いがないかを改めて確認します。

カテゴリー資格の却下:却下理由を開き、書類を全部そろえて再提出する

カテゴリー資格が却下されたときは、資格認定センターで該当の申請を開いて却下理由を確認し、示された手順に沿って再提出します。 ここで気をつけたいのが、申請の保留中はカテゴリーの申請や編集ができなくなる点です。送信後に足りない書類を足すことはできないため、書類がすべてそろったことを確かめてから送信しましょう。

商品審査で止まった商品:通知と商品の状態を確認し、商品情報を修正して再送信する

商品審査で止まった商品は、届いた通知の内容と「商品の管理」のタブに表示される状態を確認し、商品情報を修正したうえで、もう一度審査に送信します。 修正する際は、「商品」「書類」「表示」の順に見直すと、原因を絞り込めます。

TikTok Shopの審査に落ち続けるときの対処法|事業者・カテゴリー資格・商品の審査別

落ち続けるときの対処法を審査別に並べた図。事業者審査(登録できない条件とショップ名の却下)、カテゴリー資格(再提出のあとサポートチケット)、商品審査(他モールで売れている商品でも対象外の区分にあたらないかを確認)、社内で絞り込めない(TSPや運用代行会社に相談)
審査に落ち続けるときの審査別の対処法

修正しても審査に落ち続ける場合は、止まっている審査の種類によって次の打ち手が変わります。 事業者審査なら登録の条件を、カテゴリー資格ならサポートへの問い合わせを、商品審査なら商品の区分の確認を検討してみてください。どの審査でも、社内で原因を絞り込めなければ外部に相談できます。

  • 事業者審査が通らない:登録できない条件とショップ名の却下にあたっていないかを見る
  • カテゴリー資格が通らない:再提出しても解決しなければサポートチケットで問い合わせる
  • 商品審査が通らない:他モールで売れている商品でも、対象外の区分にあたらないかを確認する
  • 社内で原因を絞り込めない:TikTok Shop公式認定パートナー(TSP)や運用代行会社に相談する

事業者審査が通らない:登録できない条件とショップ名の却下にあたっていないかを見る

現在調査中の申請者や、管轄当局の対応措置の対象となったことがある申請者は、販売者として登録できません。 同じ電話番号とメールアドレスのままで、2つ目のアカウントを作ることもできない決まりです。

また、商標やブランド認定証明書をお持ちの場合、そのショップ名が却下される可能性があります。登録後にショップ名を変更したいなら、先に資格認定センターの「ブランド資格認定」へ、所定のブランド認定書類を提出しておくのが正しい順番です。

カテゴリー資格が通らない:再提出しても解決しなければサポートチケットで問い合わせる

カテゴリー資格の却下に対する不服申し立ては、「カテゴリー販売資格を申請するにはどうすればよいですか?」のページで、却下理由の確認、再提出、サポートチケットの順に案内されています。 再提出しても解決しない場合が、サポートチケットを使う場面です。

商品審査が通らない:他モールで売れている商品でも、対象外の区分にあたらないかを確認する

禁止商品・対象外商品にあたる商品は、書類や商品情報を何度修正しても出品できません。 対象外の区分は、日本国内で必要な許認可を取っている商品にも適用されるため、他モールでの販売実績は判断の材料になりません。

一時的に対象外の商品は、将来は販売が認められる可能性がある区分です。申請から外した商品を区分ごとに記録しておくと、ポリシーが改定されたときに見直せます。

社内で原因を絞り込めない:TikTok Shop公式認定パートナー(TSP)や運用代行会社に相談する

社内で原因を絞り込めないときの相談先には、TikTok Shop公式認定パートナー(TSP)と、TikTok Shopの運用代行会社があります。 TSP(TikTok Shop Partner)は、TikTok Shopがセラーの運用を支援する外部企業として認定した会社です。

食品のTikTok Shop運営をまとめて任せたいとお考えでしたら、食品特化TikTok Shop運用代行のモールハックにお気軽にご相談ください。

関連記事:TikTok Shop Partner(公式パートナー制度)とは|仕組みと運用代行会社選びへの活かし方

TikTok Shopの審査のよくある質問

TikTok Shopへの出店を準備しているEC事業者の担当者の方から、よくいただく審査の質問をまとめました。

  • Q1. 個人事業主でも申請できますか?開業届やマイナンバーカードは必要ですか?
  • Q2. 売上の振込口座の名義が違うと、事業者審査に落ちますか?
  • Q3. 再申請に、回数の上限や待つ期間の決まりはありますか?
  • Q4. 審査に通ったあとで、商品が止められることはありますか?

Q1. 個人事業主でも申請できますか?開業届やマイナンバーカードは必要ですか?

はい、個人事業主の方も「個人セラー」として申請できます。公式の「セラー登録」のページで個人セラーの身分証明書として挙がっているのは、日本のパスポート、日本の運転免許証、在留カードの3つで、開業届とマイナンバーカードは書類の一覧に含まれていません。身分証明書とあわせて、公共料金の請求書や住民票などの住所証明を1つ用意する形です。

Q2. 売上の振込口座の名義が違うと、事業者審査に落ちますか?

事業者審査で提出する書類の一覧に、銀行口座は入っていません。口座を登録するのは、事業者の情報を送信したあとに進む「ショップの設定」の段階です。

ただし名義には条件があり、支払いの受取人名は、オンボーディング時に提供した情報と一致する必要があります。また、支払い用の口座を追加・更新できるのはショップ所有者のアカウントだけで、コーポレートセラーなら会社名義の口座を連携するのが前提です。

Q3. 再申請に、回数の上限や待つ期間の決まりはありますか?

再提出の流れを案内している公式ページ(「カテゴリー販売資格を申請するにはどうすればよいですか?」「ショップの設定」「カテゴリーの許可の申請」)には、再申請の回数や間隔に関する条件は書かれていません。

Q4. 審査に通ったあとで、商品が止められることはありますか?

はい、審査に通ったあとでも、違反が見つかればセラーセンターのメッセージに「違反通知」として警告やペナルティが届きます。違反の通知や減点の扱いを決めているのは、アカウント健全性(AHR)のルールです。詳しい仕組みは、次の記事で解説しています。

関連記事:TikTok Shopのアカウント健全性(AHR)とは|減点・出金停止・不服申立てのルールを検算で理解する

まとめ:TikTok Shopの審査に落ちる理由と再申請

最後に、TikTok Shopの審査に落ちる理由と再申請のポイントを振り返ります。

  • 主な3種類の審査:事業者審査は通常1〜5日、カテゴリー資格の審査は2〜5日が目安。商品審査は登録した商品ごとに行われる。カテゴリー資格の審査は、資格が必要なカテゴリーの商品を扱う場合にだけ受ける
  • 通知が届く場所:セラーセンターのメッセージ「審査結果」、登録したメールアドレス、資格認定センター、「商品の管理」の「審査中」「制限中」タブの4つ。届いた場所とメッセージの種類を合わせて、どの審査の結果かを絞り込む
  • 事業者審査と他モールとの違い:個人事業主は開業届ではなく、身分証明書と住所証明で申請する。パスポートを使う場合、住所証明は取得から3か月以内のものを用意する。ファイルはPDF・JPEG(JPG)・PNGで5 MB以下。申請後は会社情報と個人情報を変更できない
  • 商品審査・カテゴリー資格:他モールで売れている商品でも、TikTok Shopの対象外なら申請から外す。そのうえで、カテゴリーの選択、制限付きカテゴリーとブランドの資格、効果・効能の表現、日本語の表示の順に見直す
  • 食品:ラベル画像、温度帯と梱包方法の具体例(冷凍食品は法令の-15°C以下も満たす)、営業許可の提示、サプリメントの区分、酒類の条件(コーポレートセラーのみ・免許などの書類・標識)を申請前にそろえる
  • 再申請の前に:事業者審査は、通知の内容(登録を確認できなかった場合・書類が不明瞭という通知・送信した情報が間違っているという通知)ごとに修正する。カテゴリー資格は保留中に編集できないため、書類がすべてそろってから再提出する
  • 落ち続けるとき:事業者審査は登録できない条件とショップ名を見直し、カテゴリー資格はサポートチケットで問い合わせ、商品審査は他モールの販売実績にかかわらず対象外の区分にあたらないかを確認する。社内で原因を絞り込めなければ、TSPや運用代行会社に相談する

審査で止まってしまったときは、慌てて書類を出し直す前に、まず通知が届いた場所と内容を確認するところから始めるのがおすすめです。食品のTikTok Shopの立ち上げから運用までまとめて相談したい場合は、食品特化TikTok Shop運用代行のモールハックまでお気軽にお問い合わせください。

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